講演情報
[P17-01]当院におけるRapid Response System稼働前後でのcode blueの変化
*池田 尚人1、佐々木 純2 (1. 昭和大学江東豊洲病院 脳神経外科、2. 昭和大学江東豊洲病院 救急センター)
【はじめに】2020年度より救急病棟とICUをCOVID-19の受け入れ病棟としたため、code blueが多く発生した。これに対し2022年6月からRapid Response System (RRS)の運用を開始した。この運用前後でのcode blueの変化を調査し今後の課題を検討した。【方法】2020年1月より2023年12月まで当院で発生したcode blue症例を対象に、RRS運用前後での変化を調査した。検討項目は、code blueの理由及び対応である。【結果】発生したcode blue例は、RRS運用前が33例、運用後27例である。一方心肺停止例は、RRS運用前が27例(84.8%)、運用後18例(66.7%)。【考察】RRSの運用前後では、code blue例は減少傾向である。また運用後心肺停止以外の件数の増加を認めた(p=0.016)。内容を検討すると、急性循環不全や呼吸不全等の病態でcode blueが要請されている。RRSの起動基準を日常的に使用することで、病棟スタッフの急変に対する意識と行動の変化を表しているものと考える。
