講演情報
[P21-02]初診外来におけるプロトコールにより、看護師が感染性心内膜炎の診断に関与できた一事例
*宮永 紫帆1、青柳 智和1、千葉 義郎1 (1. 水戸済生会総合病院)
A病棟では看護師特定行為研修終了者が外来で医師診察前に、プロトコールを用いた検査を含む予備診察を行っている。不明熱で来院した紹介患者に対して円滑に感染性心内膜炎の診断に至った経験を共有する。
【症例】3週間前より発熱の持続があり、不明熱として紹介された50歳代の男性。来院時、高熱を認めたが意識障害はなく歩行可能であり、優意身体所見も認めず、呼吸器感染症も陰性であった。プロトコールに従い一連の検査を行ったが、白血球数は基準値であった。家族4人中2名が同時期にCOVID-19が陽性であったことから家族内感染と診断し帰宅。翌日血液から黄色ブドウ球菌が検出され、緊急入院となった。
【考察】日本看護協会のガイドラインに基づき作成したプロトコールを用いて、医師の診察前に予備診察を実施したことで円滑に診療を進めることができた。本症例は、入院後に感染性脳動脈瘤破裂をきたしている。後遺症なく社会復帰できたものの、家族にCOVID-19陽性者がいたことと、白血球数が基準値内であったことが診断のピットホールとなっていた。検査を含んだプロトコールを実施できる看護師の養成は医療安全の向上に役立つと考えられる。
【症例】3週間前より発熱の持続があり、不明熱として紹介された50歳代の男性。来院時、高熱を認めたが意識障害はなく歩行可能であり、優意身体所見も認めず、呼吸器感染症も陰性であった。プロトコールに従い一連の検査を行ったが、白血球数は基準値であった。家族4人中2名が同時期にCOVID-19が陽性であったことから家族内感染と診断し帰宅。翌日血液から黄色ブドウ球菌が検出され、緊急入院となった。
【考察】日本看護協会のガイドラインに基づき作成したプロトコールを用いて、医師の診察前に予備診察を実施したことで円滑に診療を進めることができた。本症例は、入院後に感染性脳動脈瘤破裂をきたしている。後遺症なく社会復帰できたものの、家族にCOVID-19陽性者がいたことと、白血球数が基準値内であったことが診断のピットホールとなっていた。検査を含んだプロトコールを実施できる看護師の養成は医療安全の向上に役立つと考えられる。
