講演情報
[P22-01]新人教育を目的とした患者急変時の危機管理に対する意識調査
*宮本 阿弓1 (1. 国立病院機構 神戸医療センター)
【背景】当院は院内急変時,全館放送を用いてスタッフを招集するシステムを採用している.放射線診療下における急変発生の場合,応援が到着するまで診療放射線技師が現場の安全等を確認する必要がある.経験年数によって初期対応の知識・技術に差があり,初動に影響していることが問題である.【目的】当院の新人診療放射線技師に急変対応に対する意識調査を行う.【方法】1,2年目の診療放射線技師を新人,5~7年目の中堅診療放射線技師,10年目以上の診療放射線技師を対象に①緊急コールを発信できるか②急変時の危険箇所を把握しているか③急変時に率先して行動できるか④シミュレーションを行いたいかについて定性調査を実施した.【結果】緊急コールは全員発信できると回答.危険箇所については新人,中堅技師ともに患者のバイタルの確認を行うという回答が多く,高磁場,放射線管理区域という特殊な現場についての安全への認識が低い結果となった.急変時に率先して行動することが困難という回答が多く,シミュレーションを行いたいという回答が多い結果となった.【結語】放射線科特有の安全を考慮したシミュレーションを用いて備えることが重要である.
