講演情報
[P23-06]タスクシフト・タスクシェアに向けた救命救急室担当薬剤師の取り組み
*中嶋 友哉1、赤池 沙織1 (1. 医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院)
【背景】2023年7月1日より、業務拡充を目的として救命救急室へ薬剤師を配置した。昨今、医師の働き方改革の一環として医療現場でのタスクシフト・タスクシェアが挙げられている。薬剤師を配置したことで医師の業務負担軽減や医療の質向上にどの程度貢献できたかを後方的に調査した。【方法】2023年7月1日から2023年12月31日までの期間において介入を行った患者数、内容、時間について調査した。また、日本病院薬剤師会の定めるプレアボイド報告事例の件数を調査した。【結果】対象期間で1056人の患者に対して1519件、総時間100時間54分の介入を行った。内容としては、持参薬鑑別が951件、医師や看護師等からの相談応需が58件、薬剤師からの情報提供が143件等であった。プレアボイド報告事例は34件であった。【考察】救命救急室の医師が行っていた薬剤鑑別を薬剤師が担ったことや、多職種への情報提供、医師・看護師からの相談応需をしやすい環境となったことで医師だけでなく看護師等の業務負担も軽減できたと考える。また、プレアボイド報告事例が一定数挙げられることから患者安全や医療の質向上にも貢献できたと考える。
