講演情報

[P23-10]救急外来における薬剤師業務の取り組み

*島谷 佳見1 (1. 独立行政法人東京都立病院機構 東京都立多摩南部地域病院)
【目的】薬剤師が集中治療室において在庫管理業務に介入することにより、経済効果を示した報告がある。そこで、東京都立多摩南部地域病院(以下、当院)の救急外来における薬剤師の取り組みを調査した。
【方法】調査期間は2022年4月1日~2023年3月31日の1年として、定数変更前後における品目数及び薬剤費の変化を算出した。
【結果】救急外来における薬剤師の取り組みとして、3項目①病棟配置薬取扱い方法の変更②管理薬品(向精神薬・毒薬・全身麻酔薬)請求方法の変更③定数配置薬のチェンジングカート方式の廃止を行った。この結果、定数品目数は156品目から143品目へ減少、総本数は1,314本から648本へと減少した。定数配置薬の総額は、定数変更前336,031円から141,223円となり194,807円の薬剤費を削減した。
【考察】救急外来における薬剤師の取り組みにより、定数配置薬の在庫管理状況が改善し、薬剤費削減に貢献できることが明らかとなった。他施設でのICU定数配置薬管理への薬剤師介入研究では損失金額50,664円を削減出来たとの報告がある。当院での取り組みも有益であった。