講演情報
[P23-12]集中治療室/高度治療室における睡眠薬使用患者に対する
患者・医療者双方からの睡眠状況の調査
*熊坂 雄一郎1、斎藤 靖弘1 (1. 医療法人徳洲会札幌東徳洲会病院 薬剤部)
【目的】今回、「レンボレキサントは集中治療室入室患者の睡眠状況を改善する」との仮説を立て、アンケート調査による探索的検討を行った。【方法】対象は当院集中治療室入室患者とした。A. 睡眠薬導入群、B.睡眠薬未使用群に分け、患者本人および担当看護師に①睡眠薬使用の有無、②睡眠の深さ、③入眠の容易さ、④中途覚醒の有無、⑤再入眠の容易さ、⑥睡眠状況、⑦夢の有無およびその内容、その他アンケートを実施した。【結果】対象は65例で,睡眠薬導入群30例,睡眠薬未使用群35例であった。調査項目おいて、患者設問の睡眠の深さの項目以外は全て睡眠薬導入群で点数が有意に高かった。また全ての調査項目において患者、看護師間での有意差はなかった。また夢の有無に関しては、A-B群間に有意な差はなかった。【結論】集中治療室において、レンボレキサントの使用は不眠治療に対する良質な薬物療法の可能性が考えられた。また夢の有無に関しても、睡眠導入剤の使用に関係なく、治療に影響を及ぼす可能性は否定的であった。
