講演情報

[O10-03]能登半島地震における保健医療福祉調整本部の運営と役割

*三村 誠二1、佐藤 浩之1、矢嶋 祐一1、近藤 久禎1、小井土 雄一1 (1. 国立病院機構本部DMAT事務局)
【はじめに】令和6年1月1日に発災した能登半島地震では、当初県庁DMAT調整本部管下、能登総合病院内にDMAT活動拠点本部が設置された。同本部は能登中部、北部を管轄していたが、後に輪島市、珠洲市、穴水町l、能登町がそれぞれ本部として独立した。本部は能登総合病院の後、能登中部保健所に移された。本部運営はDMATロジスティックチームとDHEATが中心となって行った。【目的・方法】熊本地震以降、災害時調整の主体となった保健医療福祉調整本部の役割を、今回の能登半島地震での活動記録より検証する。【結果】当初、本部は活動指揮、情報分析、物資支援、搬送調整の4つの班を設置し活動を行った。能登北部4市町が本部として独立した後は、本部体制を本部ロジ、病院支援、福祉施設支援、避難所支援、活動指揮の班編成とし、各活動隊との情報共有のため、朝夕の本部会議を開催した。会議には「現状分析と課題・活動方針」をもとに行った。【考察】急性期から亜急性期にかけて、管轄範囲の変更、体制の調整を行いつつ能登中部における保健医療福祉の活動の調整を行えた。複数の活動隊の調整、福祉施設サポートなど今後に向けての課題と考えられる。