講演情報
[O11-01]救急現場における脳卒中患者の体位と麻痺側との関連性
*清水 光治1,2、土井 智章2、若杉 雅浩3、松林 大司4 (1. 富山大学 学術研究部医学系 北越地域医療人養成センター、2. 富山大学大学院 医学薬学教育部 救急医学講座、3. 富山県立中央病院 救命救急センター、4. 白山野々市広域消防本部)
【目的】
病院前救護の現場では、接触時から患者の置かれている状況を確認して、そこから病態や疾患を類推して活動をことが重要である。救急隊員の経験則として、脳卒中患者は接触時に麻痺側を下にしている事が多いと感じられるが、それを証明し病院前救護における観察、判断能力の向上に資することを目的として本研究を実施した。
【対象と方法】
2016 年4月から2023年12月までの期間に白山野々市広域消防本部管内で発生した救急事案47,791件のうち、脳卒中と診断された救急事案1,141件を調査対象とした。対象事案の救急活動データから接触時体位および倉敷プレホスピタル脳卒中スケールで麻痺側と症状の強さを抽出し解析した。
【結果】
脳卒中患者では、救急隊接触時に麻痺側を下にした側臥位をとっていることが多く、麻痺の程度がより強いほど、その割合が有意に高かった。
【結語】
病院前救護における限られた時間・情報の中で、第一印象から麻痺の存在部位を推定できることは、脳卒中患者をより早期に適切な医療機関へ搬送するための手掛かりとして重要な所見の一つとなる。
病院前救護の現場では、接触時から患者の置かれている状況を確認して、そこから病態や疾患を類推して活動をことが重要である。救急隊員の経験則として、脳卒中患者は接触時に麻痺側を下にしている事が多いと感じられるが、それを証明し病院前救護における観察、判断能力の向上に資することを目的として本研究を実施した。
【対象と方法】
2016 年4月から2023年12月までの期間に白山野々市広域消防本部管内で発生した救急事案47,791件のうち、脳卒中と診断された救急事案1,141件を調査対象とした。対象事案の救急活動データから接触時体位および倉敷プレホスピタル脳卒中スケールで麻痺側と症状の強さを抽出し解析した。
【結果】
脳卒中患者では、救急隊接触時に麻痺側を下にした側臥位をとっていることが多く、麻痺の程度がより強いほど、その割合が有意に高かった。
【結語】
病院前救護における限られた時間・情報の中で、第一印象から麻痺の存在部位を推定できることは、脳卒中患者をより早期に適切な医療機関へ搬送するための手掛かりとして重要な所見の一つとなる。

