講演情報

[O11-04]頭痛症状を主訴に救急外来受診する患者状況及び当直医による評価の現状

*横沢 路子1、須原 誠1、大野 孝則1、赤坂 威一郎1、三上 仁1 (1. 岩手県立中央病院)
当院は地域中核病院として一次から三次救急対応し、年間救急車約8000台、walk in受診は約2万件を応需している。時間外受診した際は複数科の医師で対応するため、頭痛患者に対する検査治療や指導は一定していない。頭痛診療ガイドライン2021によると、中規模基幹病院では頭痛急患は全体の約6%と報告されている。そこで当院救急外来における頭痛診療の実際について検証することとした。 2023年1月から2023年6月の6ヶ月間で、当院救急外来を受診した患者のうち、診療記録上「頭痛」「一次性頭痛」「片頭痛」が含まれている患者を抽出し後方視的に検討した。患者総数は8172人(平均1362人/月)、上記疾患記載がある患者は73人(%)だった。さらに検証項目として患者の年齢、男女比、既往と行われた検査、受診時間、服薬状況の記載や帰宅後の指導内容などを抽出している。当院に限らず、救急外来では当番医が頭痛患者対応する場面は多く存在する。頭痛はストレスの高い症状の一つであり、実際の現場での対応を検証することで、頭痛に対する知識の院内啓発方法や地域連携へのフィードバックに役立てたいと考える。