講演情報
[O13-03]急性期重症患者初期支援メディエーターとしてICUから退院後・電話支援まで介入した症例報告
*林 美恵子1 (1. 総合病院 聖隷浜松病院)
A病院では2018年より急性重症患者支援体制が構築され、家族支援専門看護師、クリティカルケア認定看護師が入院時重症患者対応メディエーター(以下メディエーターとする)として、チーム員らと共同し家族支援がシームレスに行われるように活動している。今回、4日目からの介入で、退院後の電話訪問までを行った、重症患者・家族支援事例を報告する。症例;外傷による心肺停止の成人男性。4日目からの介入、家族はメディエーター介入日に脳死とされうる状態と説明され、急性期終末期をどのように過ごすかを共に考え、17病日に永眠、退院30日後に電話連絡介入した。介入;ICUだけでなく病棟移動後、死亡退院後もメディエーターとしての家族支援を継続し、ICU、病棟看護師と共に二重の目で急性期家族支援を行った。結果;メディエーターは患者と家族の思いやこれまでの物語、価値を伝え、短期間であったが、シームレスな家族支援ができた。高度急性期病院でのメディエーターは予期せぬ状態に置かれた家族の支援を、ICUだけでなく、短期間であるからこそ病棟、退院まで関わることで家族、病棟看護師らの満足につながったことが示唆された。
