講演情報
[O14-04]脳卒中急性期診療支援システムTask.Calc.(タスカル)導入によるERでの脳卒中診療体制への効果
*松村 晃希1、岡野 雄一1、桑原 謙1、奥本 克己1 (1. 熊本赤十字病院)
【背景】当院では「t-PAモード」とよばれる特別体制をとっており、t-PA投与あるいは血栓回収の可能性がある患者来院の情報が入った時点で発令し、神経内科医が迅速にt-PA投与あるいは血栓回収の判断ができるような体制をとっている。2022年10月までは救急医が各部署に電話連絡を行なっていたが、電話連絡によるデメリットを抱えていた。今回タスカルの導入でどのような効果があったか検証した。
【活動内容】入電でt-PA投与あるいは血栓回収適応があると判断した時点で、救急医がタスカルを起動し、関係各所へ一斉に連絡がいく体制をとっている。2023年12月末日時点での起動件数は560件で此の間71件でt-PA、120件で血栓回収が施行された。電話連絡からタスカルへ変更したことへ伴う時間短縮効果は検討中であるが、救急医による情報伝達までの時間短縮の効果はみられた。ただ、電波障害による情報の不安定性や、依然として電話連絡が必要な部署があるといった課題はある。
【結論】脳卒中急性期診療支援システムの一つであるタスカルは、多忙なER診療における連絡体制として有用であり、今後もER診療での活用が期待される。
【活動内容】入電でt-PA投与あるいは血栓回収適応があると判断した時点で、救急医がタスカルを起動し、関係各所へ一斉に連絡がいく体制をとっている。2023年12月末日時点での起動件数は560件で此の間71件でt-PA、120件で血栓回収が施行された。電話連絡からタスカルへ変更したことへ伴う時間短縮効果は検討中であるが、救急医による情報伝達までの時間短縮の効果はみられた。ただ、電波障害による情報の不安定性や、依然として電話連絡が必要な部署があるといった課題はある。
【結論】脳卒中急性期診療支援システムの一つであるタスカルは、多忙なER診療における連絡体制として有用であり、今後もER診療での活用が期待される。
