講演情報

[O15-07]ER・救急外来における家族対応の現状と看護師の認識

*平野 充宏1 (1. 川口市立医療センター)
【はじめに】救急外来での看護師には、家族への情緒的支援や家族への不安の軽減を図る役割がある。しかし、当院の救急外来での家族対応の現状や看護師の認識は明らかになっておらず、どの程度看護師が家族のもとへ行くことができているのか疑問に思った。【目的】当院で救急患者受け入れ業務を行う看護師の、家族対応の現状や認識を明らかにし、より良い家族看護の展開の示唆を得る。【結果】62.9%の看護師が検査や処置、電話対応のため家族のもとへ行けないことがあると回答した。そのうち71.8%の看護師が、「何か感じることがある」と答え、内容は『不安にさせていることへの申し訳なさ』『不安や心配があると考える』『業務が忙しくて行けない』『クレームが心配』の4つに分類できた。家族のもとへ行けないことがある看護師も、家族に不安や心配な思いがあることを把握しており、家族のもとへ行きたくとも行けない現状に葛藤を抱えている可能性があった。【結論】今後、多重業務の中でも適切な家族対応が可能となるようなシステムの構築が課題であることが示唆された。