講演情報

[O16-03]地方病院の外来看護師を対象とした院内トリアージ教育の効果

*坂本 真代1、川野 友香里1、鵜澤 佑2,3、遠藤 穣治2,3,4、落合 秀信4、坪内 斉志5 (1. 小林市立病院 看護部、2. 宮崎大学 医学部 災害医療・救急医療支援講座、3. 小林市立病院 救急科・総合診療科、4. 宮崎大学 医学部 病態解析医学講座 救急・災害医学分野、5. 小林市立病院 消化器外科・腫瘍外科)
【背景】小林市立病院(以下,当院)は,宮崎県南西部に位置する西諸医療圏の二次救急医療機関である。2023年9月1日より緊急度判定支援システム(Japan Triage and Acuity Scale;JTAS)を用いた院内トリアージを導入し,トリアージナース育成のために救急科スタッフ主導の下で短時間の院内トリアージ教育を実施した。
【目的】短時間の院内トリアージ教育の効果を明らかにする。
【方法】当院の外来看護師(n=16)を対象に院内トリアージに関する小講義及びJTASを用いたシミュレーション教育を短時間で実施した。教育効果を明らかにするため,教育前後に記名自記式質問紙調査及びトリアージの適正率を調査し,統計学的に比較検討した。
【結果】教育前後において緊急度評価に対する不安感の軽減,院内トリアージに対する自信が向上した。トリアージの適正率はJTAS導入時と比べて約90%程度まで上昇した。
【結語】短時間の院内トリアージ教育は自己効力感の維持とトリアージの適正化に効果的であった。当地域においても院内トリアージの必要性は高く,今後も定期的に院内トリアージ教育と検証を継続していく。