講演情報
[O17-05]労作性熱中症に対する冷却方法について
*高橋 啓太1 (1. 松江市消防本部)
目的
日本の熱中症による救急搬送数は近年増加傾向となっている。今回、厚生労働省及びJSPOホームページを参考に冷却法を選出し、冷却効果に差異が生じるのかを検証した。
方法
消防吏員26名を対象とし、訓練開始前と開始後約2.0度上昇した時点で冷却を開始し、1分間隔で鼓膜温の測定を行った。冷却方法は、A:冷水侵漬法、B:水道水散布法、C:アイスパック冷却法、D:ミスト+送風冷却法、E:アイスタオル冷却法を用いた。統計学的解析にはKruskal-Wallis検定及びSteel Dwass検定による多重比較を行った。
結果
帰無仮説を「各冷却法間の体温低下度に差がない」、対立仮説を「各冷却法間の体温低下度に差がある」とした。p値は0.004で、有意水準α=0.05より小さく対立仮説が証明された。さらに、検定統計量がAとC間で3.40、AとE間で2.86、BとC間で2.89となり、限界値2.72より大きく3群間で体温低下度に差を認めた。今回他の組み合わせで検出できる差は認められなかった。
考察
冷却効果は動脈に近い等の冷却する部位ではなく、伝導及び対流により体表面から奪われる熱の面積が関係すると考察する。
日本の熱中症による救急搬送数は近年増加傾向となっている。今回、厚生労働省及びJSPOホームページを参考に冷却法を選出し、冷却効果に差異が生じるのかを検証した。
方法
消防吏員26名を対象とし、訓練開始前と開始後約2.0度上昇した時点で冷却を開始し、1分間隔で鼓膜温の測定を行った。冷却方法は、A:冷水侵漬法、B:水道水散布法、C:アイスパック冷却法、D:ミスト+送風冷却法、E:アイスタオル冷却法を用いた。統計学的解析にはKruskal-Wallis検定及びSteel Dwass検定による多重比較を行った。
結果
帰無仮説を「各冷却法間の体温低下度に差がない」、対立仮説を「各冷却法間の体温低下度に差がある」とした。p値は0.004で、有意水準α=0.05より小さく対立仮説が証明された。さらに、検定統計量がAとC間で3.40、AとE間で2.86、BとC間で2.89となり、限界値2.72より大きく3群間で体温低下度に差を認めた。今回他の組み合わせで検出できる差は認められなかった。
考察
冷却効果は動脈に近い等の冷却する部位ではなく、伝導及び対流により体表面から奪われる熱の面積が関係すると考察する。
