講演情報
[O19-03]DSA Likeの基礎検討と臨床的有用性
*會田 直史1 (1. 東海大学医学部付属病院)
<目的>Digital Subtraction Angiography(DSA)は体動により血管描出が低下する場合がある。今回、ダイナミックレンジ圧縮処理を調整した体動に強いプロトコル(DSA Like)を作成したため、基礎検討と臨床的有用性を報告する。<方法>アルミステップウェッジ上に内径4mmの模擬血管を配置しDSA・DSA Likeによる画像を取得した。基礎検討ではSNR・CNRを算出した。臨床画像評価ではDSA Like画像が有用であった症例を報告する。<結果>SNR・CNRともにDSA>DSA Likeという結果であった。DSA likeが有用だった症例として上行結腸の憩室出血を提示する。<考察>DSA Likeはよりダイナミックレンジ圧縮処理を強くしているため、コントラストは向上するが同時にノイズも増加したと考える。一方、体動のある症例ではDSA Like>DSAであった。息止め不良、強い蠕動運動、意識障害による体動抑制困難な場合にDSA Likeが有用であることが示唆された。<結語>DSA Likeの基礎検討と臨床的有用性を報告した。
