講演情報

[O19-05]MRファーストで行うACI患者用フローの比較

*中道 健太1 (1. 社会医療法人 緑泉会 米盛病院)
【背景・目的】
脳梗塞は症状が現れてから、脳卒中ガイドライン上ではt-PAは4.5時間以内に、血栓回収は8時間以内に開始する必要があり、治療が早いほど後遺症のリスクを抑えられるため、治療までの時間短縮が予後に影響する。
当院は脳梗塞疑いの検査をMRファーストで行っており、ER搬入からMRI撮像終了までのフローとMRI撮像プロトコルの統一が必要であったため、新しいフロー(t-PAモード)を作成した。【方法】
t-PAモード導入前後でER搬入からMRI撮像終了までの時間がどのように変化したのか比較検討を行った。【結果】
ER搬入から治療までのフローを明確化することによって治療までの時間短縮に繋がった。【考察】
t-PAモード導入前は決められたMRI撮像プロトコルはなく、救急科医師によって撮像するプロトコルにばらつきがあり時間を要していた。
脳外科医と協議のもとt-PAプロトコルを使用することでプロトコルの統一と治療に必要な最低限の画像をどの放射線技師が撮像しても提供できるようになり、MRI撮像時間が短縮し、導入前より早く治療が行えるようになった。