講演情報

[O19-07]外傷全身単純CT撮影における可変ヘリカルピッチスキャンプロトコルの適正化(第2報)

*藤村 一郎1、*近藤 幹大1、梅木 拓哉1、西池 成章1、相良 健司1、中前 光弘1 (1. りんくう総合医療センター)
【背景】当センターの外傷単純CTでは、可変ヘリカルピッチ(HP)スキャンを用いて頭部と体幹を一連で撮影し、時間短縮を図っている.しかし、X線管回転速度(回転速度)が0.5s/r(体幹用)であるため、頭部領域の線量不足が明瞭で、前回学術大会にて、回転速度が1.0s/r、体幹のPFが1以上のプロトコルについて報告したが、モーションアーチファクトと長い撮影時間が欠点であった。【目的】この対策として、回転速度が0.75s/rのプロトコルの画像特性を回転速度が1.0s/rのプロトコルと比較した。【方法】画像特性として、system performance(SP)関数とモーションアーチファクトを評価した。【結果】SP関数は低周波数領域で同等で高周波数領域で1.0s/rの方が高く、モーションアーチファクトインデックスは0.75s/rの方が低かった。【結論】外傷全身単純CTにおいて、回転速度が0.75s/r、体幹のPFが1.0以上の可変HPスキャンプロトコルは、回転速度が1.0s/rのプロトコルと比較し、SP関数は低周波数領域で同等でモーションアーチファクトと撮影時間を改善した。