講演情報
[O2-08]本邦におけるハイパフォーマンスCPRコース開催の現状
*原 貴大1、福島 英賢2、石見 拓3、西山 知佳4、大森 俊平5、畑中 哲生6、田邉 晴山7、坂本 哲也8、田中 秀治5 (1. 明治国際医療大学、2. 奈良県立医科大学高度救命救急センター、3. 京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻予防医療学分野、4. 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻クリティカルケア看護学分野、5. 国士舘大学大学院救急システム研究科、6. 健和会大手町病院、7. 救急救命東京研修所、8. 公立昭和病院)
【背景】GRA Japan chapterは日本の院外心停止の社会復帰率向上を目的に、GRA10プログラムの普及を行っている。この度、米国シアトルで行われている胸骨圧迫の中断時間を極限まで減らすことなどを特徴とするハイパフォーマンスCPR講習の日本版を作成した【目的】ハイパフォーマンスCPR講習内容の評価を行うこと【方法】3時間のハイパフォーマンスCPR講習を対象期間中に7回開催し、参加者に電子アンケートを行い、5段階評価で満足度を、自由記載で課題を抽出した。【結果】受講生は述べ名であり、93名から有効回答を得た。内容について、講義や実技について90%以上の満足度を得たが、一方で、最短での心停止確認など、現行のプロトコルとの兼ね合いで受け入れることが難しい内容が確認された。【考察・結語】Kwangchunらは胸骨圧迫の質は救助者の注意が逸れた際に低下するとしている。現行のコースでは基礎的な内容を網羅することが出来たため、今後は現実的な想定訓練を導入し、現場活動への落とし込みをするコース開発が必要である。
