講演情報
[O20-04]2023年の1年間に病院前診療に当院医療従事者が要請・出動した事案の検討
*平松 俊紀1、井上 征雄1、平木 優一郎1 (1. 北九州市立八幡病院)
【目的】当院は北九州市圏域における三次医療機関であるとともに北九州市消防局救急ワークステーションが隣接し、当院医療スタッフと消防局員は病院前救護において密に連携をとっている。病院前救護において当院職員の現場への出動が要請されることがあるが、その出動要請の現状について検討する。【方法】2023年1月1日から12月31日までの1年間に、病院前救護のために当院の医療従事者が現場出動した事案を後方視的に検討した。【結果】2023年の1年間に当院医療従事者が現場に出動要請された回数は12回であり、出動途上のキャンセルは2回であった。出動要請の内訳としては11例が外因性傷病、1例が内因性傷病であった。出動要請の事例は、交通事故が6例、溺水が2例、工場事故が1例、鉄道線路上が1例、山間部への出動は2例であった。【結論】当院の医療従事者は病院外での病院前医療救護において路上での交通事故対応とともに山間部や工場などでの活動が求められている。これは北九州の地理的な要因が関与しており、消防局員や工場ならびに鉄道関係者などとの連携をおこないつつ病院前救護対応がおこなえる医療者の育成をおこなう必要がある。
