講演情報

[O20-05]フライトナース経験看護師が経験したキャリア・トランジョンに対する認識とセカンドキャリアへの影響

*奈良 唯唯子1、水澤 彩子2、橋本 真由美3、金子 直美1、川田 恵利子1、髙栁 朋恵1 (1. 神奈川工科大学 健康医療科学部 看護学科、2. 川崎市立川崎病院 救命救急センター、3. 福島県立医科大学 医学研究科 災害・被ばく医療科学共同専攻 災害危機管理看護学講座)
【はじめに】看護師は組織の一員として部署異動があり、それがキャリア・トランジションとなり得る。高い専門職的自律性を持つフライトナースであっても、様々な理由でキャリア・トランジションを迎える。【目的】フライトナースを経験した看護師のキャリア・トランジションに対する認識とセカンドキャリアに向けて望む支援を明らかにし、新たなキャリアへの移行をスムーズにするための示唆を得る。【方法】フライトナース経験者10名半構造化面接を行い、質的に分析した。【結果・考察】フライトナース経験者は、キャリアに対し「関心」を持ち、トランジションはキャリアへの意識、身体に関することや部署異動がきっかけとなっていた。トランジションを意識していた看護師は新たなキャリア獲得に前向きに向き合い、これまでに培った知識・技術を、新たな環境でのキャリア「自信」に繋げることができていた。一方で、希望した部署異動でないものには、抵抗感や葛藤をいだき、「キャリアコントロール」に時間を要し、上司に対し次のキャリアに向き合うための関わりを望んでいたことから、個人の特性を見極め、役割再構築のための意図的な関わりが必要であることが示唆された。