講演情報
[O23-03]能登半島地震への対応~本部長補佐としての活動を通して~
*吉田 元治1、黒田 舞子1 (1. 大阪府立中河内救命救急センター)
【はじめに】2024年元旦、石川県北部を震源とする地震が発生し、同時に津波も観測された。当初は、中部地方を中心にDMATが招集されたが支援は全国へ広まり、当方もロジスティクスチームとして現地へ派遣されたので、その活動を報告する。【活動内容】1月11から現地活動9日間の予定で穴水町保健医療福祉調整本部において本部長補佐(ロジリーダー)として活動を開始した。また到着時には、HeLP-SCREAMを実践し、本部の状況を確認した。また活動内容としては、1)本部内多組織の連携、2)DMAT隊の役割分担、3)本部スタッフの安全管理、4)通信環境の構築、5)物資調達及び調整、6)DMAT事務局との調整、7)高齢者施設・避難所の対応、8)活動方針の立案を実践した。上下水道が不通であり、さらに悪路であることは、被災者への支援が届きにくい条件で、自助/共助/公助という枠組みの中で工夫できた。【まとめ】能登半島地震のように要医療者へ支援が届きにくいという災害の本質をとらえなければ、様々な支援活動に影響を及ぼす可能性があり、それらを踏まえたうえでの活動方針の立案が重要であることを経験させていただいた。
