講演情報

[O23-06]能登半島地震における緑地公園 SCU での活動の実際とその課題

*木口 雄之1、藤見 聡1 (1. 大阪急性期·総合医療センター 救急診療科)
1月1日に発災した能登半島地震に対して、当院ではDMATチームが1月18日から計4クール出動した。本部から緑地公園SCUでの活動を指示され、当院と関西医科大学の2チームがメインでSCUの立ち上げから運営までを行った。当時の背景として能登半島北部の老人保健施設において人員不足やライフラインの復旧遅延等の理由で、金沢市内に一度避難するミッションが動いていた。SCUは陸路及び空路搬送も含め、金沢市内に到着後のメディカルチェックを行うことになった。緑地公園の駐車場にSCUを設営し、CSCAを確立しながらの運営となった。13日間の運営期間のうち計233名の搬送予定計画が立案され、そのうち計79名の避難者をSCUで受け入れ、メディカルチェックを行い、安全に後方施設へ搬送した。SCU機能を拡充し24時間運営する計画も一時立案されたが、その一方で様々な課題もあり、1月28日にはSCUは完全撤収し、その機能は一時待機ステーションに移管した。今回、SCUの立ち上げから運営を行い、その活動の実際と直面した様々な課題について報告する。