講演情報

[O24-06]令和6年能登半島地震による医療系専門学校の被災と復興について

*星野 唯1,2,3、玉村 豊和1,3、清水 光治1,4、植田 広樹3,5,6、花田 邦和1,3、田中 秀治3,5,6,7 (1. 国際医療福祉専門学校 七尾校、2. 利根保健生活協同組合 利根中央病院、3. 全国救急救命士教育施設協議会、4. 富山大学 学術研究部医学系 北越地域医療人養成センター、5. 国士舘大学大学院 救急システム研究科、6. 国士舘大学 救急・救助総合研究所、7. 国士舘大学 体育学部 スポーツ医科学科)
【はじめに】令和6年1月1日石川県能登地方で最大震度7の地震によって、能登半島地域に甚大な被害が発生した.本学は七尾市藤橋町に位置し,3月1日現在も断水状態が続いている.発災後2ヶ月間の活動を振り返り,今後の課題について報告する.【活動報告】発災直後は,学校関係者への安否確認,国家試験対策,給水活動,医療資格を持つ教員による周辺避難所へのヘルスケアサポートが中心であった.その後,学校再会に向けての作業,生活用水の確保のため井戸の設置,地域住民のための仮設シャワー・仮設トイレ・憩いの場所としての教室・体育館の開放などを行った.ハンディキャップを持つ団体利用が最も多かった.2月下旬より団体ボランティアの拠点宿泊場所として施設の提供を行った.【今後の課題】被災地の医療系専門学校はさまざまな活動の拠点として運営できる可能性を秘めていた.今回,震災による経験を詳細に伝える体験と知見を得ることができ,今後の教育と地域の災害拠点運営を,今後起こり有事の際の備えの一助として繋げていきたい.また,刻々と変化する環境の中で,復興活動を継続するための支援など,柔軟に対応していくことが必要である.