講演情報

[O25-03]消防吏員・警察官に対する一次救命処置と応急手当に関する意識調査

*郷田 爽真1、関根 和弘1、齋藤 汐海1、澤田 仁1、森 保彦1、平出 敦1、西本 泰久1 (1. 京都橘大学)
【はじめに】消防吏員や警察官は、初任科教養で一次救命処置(BLS)や応急手当を学ぶ。現場では必要に応じて傷病者に対し観察や応急処置を実施する。【目的】消防吏員・警察官のBLSに関する現状を把握することを目的とした。【方法】MicrosoftのFormsを用いたアンケート調査を実施した。消防吏員33名、警察官71名から回答を得た。【結果】BLSの必要性、手技に関する自信、理解度について統計解析を実施した。両職種ともBLSが必要との回答を得たが、手技の自信や理解度は消防吏員が有意に高かった(P<0.001)。消防吏員は警察官より現場でBLSを実施することが救命率の向上に影響するとの回答を得た(P<0.001)。BLS講習の必要性や参加意欲は両職種とも差がなかった。【まとめ】公安職は傷病者と接する機会が多いが、初任科教養修了後、継続的な講習が実施されておらず両職種とも5年以上受講していない者が約半数いることが明らかとなった。しかし、どちらも現場で救命処置を行うことがあり、BLS講習への参加意欲も高いことからファーストレスポンダーとして訓練を実施することが救命率向上に繋がると示唆された。