講演情報
[O27-08]埼玉県東部地域におけるオンライン会議システムを用いた病院前外傷傷病者搬送に関する書面式事後検証体制構築への試み 2023
*山田 浩二郎1、*松島 久雄2 (1. みさと健和病院 救急総合内科、2. 獨協医科大学埼玉医療センター 救急医療科)
【背景と目的】埼玉県東部地域(人口約 166 万人,外傷傷病者搬送年約2 万件)MCには、7消防組織で構成され、各組織選任救急救命士(以下救命士)7名と医師1名による集合形式の書面式二次検証(医師が主として検証)を行っていた。コロナ禍を契機とし、一部匿名化した検証用資料を国内サーバーに保管、毎月1回2時間検証会議(JPTECインストラクター資格者を含む2名に増員した各組織選任救命士が議事を進め医師はサポート役)をWEB上で実施、評価結果はサーバーに保管、全消防組織が閲覧可能へと変更することを昨年本学会で報告した。報告後の新体制における活動状況と課題を検討した。【結果】制度変更後の検証実施件数は6件、結果共有も会議参加者に留まった。その理由として制度変更に伴う消防組織からの照会が会議の主体を占め、更なる制度変更が必要となったこと。当該変更を消防組織へ通達するにはMC協議会による承認(2024年3月)が必要となった事が挙げられた。以上のように現状は制度変更後予定通りとは言い難いが、参加救命士も徐々に制度に習熟してきた。今後も医師も関わるが救命士を主体とする検証体制構築を目指したい。
