講演情報
[O30-01]新規に作成した急変時記録用紙における有効性の検証
*吉田 佳弘1、吉田 武尊1 (1. 国立病院機構 大阪医療センター)
【背景】当院のCT室は年間約7000件の造影CTを行っており,造影剤による副作用は軽症から重篤な症状まで年間50名程度発生している.また,造影検査以外にも全身状態が不安定な患者への検査時に急変する事例が年間数件発生している.既存の急変時記録用紙を用いて診療放射線技師が対応すると正確な記録が取れていないことが多かった.そのため,医療安全部と相談し新規で記録用紙を作成することとなった.【目的】記録用紙の違いによる情報整理の効率化が行えるか検討を行う.【方法】新旧記録用紙を用いて急変のシミュレーションを行い,診療放射線技師が記録した項目を比較した.検討項目は時間,患者の状態,行動の内容,その他特記事項とした.【結果】既存の記録用紙では診療放射線技師の職歴が上がるにつれて記載項目が増えたがシミュレーションの難易度を上げると記載項目に抜けが多くなった.新規の記録用紙では既存の記録用紙と比較して職歴への依存が少なく,シミュレーションの難易度を上げても記載項目への抜けは少ない結果となった.【結語】記録用紙を更新することで全員が記録を取れることが確認できた.
