講演情報
[O30-02]近赤外線を用いた経腸栄養チューブ先端位置確認装置(GtPS)の有効性・安全性について
*間藤 卓1、江浦 史生1 (1. 自治医科大学医学部救急医学講座/救命救急センター)
我々は経腸栄養チューブ挿入・管理時のインシデントを減らすための装置としてGtPS(Gastric-tube positioning system)装置を開発した。 本機器は胃管に挿入するガイドワイヤー先端の極小の近赤外LEDを発光させ、そこから体表に達する赤外光を高感度TOF-COMSセンサーカメラによって取得するもので、明るい屋内でも容易に画像(静止画/動画)として複数人で確認・記録ができる装置であり、挿入時だけでなく日々の確認にも活用できる。現在複数の施設で有効性・安全性についての検証が進められており、実施例は30例を数えさらに蓄積中である。現在の安全上のトラブル・インシデント事例の報告は無く、約90%の症例で挿入位置が確認でき有効性が確認された。さらに挿入時に違和感を感じてGtPSにより確認したところ異所挿入であることが確認された事例もあり安全な挿入・管理に寄与する事例が蓄積されつつある。
