講演情報
[O30-05]ER-Aide(救急救命士)を活用したラピッドレスポンスチームの24時間体制構築
*三輪 琴未1、相川 なほ子1、松岡 遼平2、濱口 純2、樫山 鉄矢2 (1. フィルタス株式会社、2. 地方独立行政法人 東京都立病院機構 東京都立多摩総合医療センター)
【背景】2023年4月より当院ではER-Aide(救急救命士)を活用した24時間365日体制のラピッドレスポンスチーム(以下、RRT)運用を開始した。【目的】RRT運用におけるER-Aide活用の効果を検証する。【方法】導入後1年間の実績データを後ろ向きに調査した。【結果】全要請件数は118件で、病棟からの要請は79件であった。夜勤帯の要請が39件を占め、ER-Aideが38件に対応した。患者接触までの時間の中央値はER-Aideと看護師で有意差なく(9分36秒 vs 8分29秒, p= 0.43)、接触から医師への報告までの時間の中央値はER-Aideが有意に短かった(7分20秒 vs 12分42秒, p= 0.008)。医師への報告の質は看護師と同等と検証会で評価された。【考察】ER-Aideの活動は要請者と円滑に連携した質の高いものであった。これはER-Aideが2020年に配置されて以降、医師・看護師と連携を深め、臨床経験に基づく患者評価能力を磨いた成果であると言える。ER-Aideの活用は夜間・日祝日の看護師の人員捻出が不要となり、タスクシフトに有効であることが示唆された。
