講演情報
[O37-04]病院救急車と病院救急救命士を活用したwithコロナの感染対策
*近藤 夏樹1、伊藤 康太郎2、杉﨑 徹2、川島 直樹3、園井 英輝1 (1. コミュニティーホスピタル甲賀病院 救急科、2. コミュニティーホスピタル甲賀病院 救急救命士科、3. コミュニティーホスピタル甲賀病院 看護部)
【はじめに】コロナ禍で病院の感染対策は大きく変化した。隔離室の新設や既存スペースの拡張は難しい場合が多く、導線の改善や間取りの工夫で対応している病院も多いと思われる。当院では病院救急車と病院救急救命士を活用した感染対策を実施しており、当院での取り組みを報告する。【当院の状況】当院は2020年より救急救命士を採用し、同年より自前の救急車を保有している。2024年1月現在で救命士10名、救急車4台を有し、個人宅や病院・施設間搬送、救急外来対応を主業務としている。4台全ての救急車を同時に出動させることは人数的に難しく、空き救急車の活用法が課題となっていた。コロナ禍で当院でも感染対策が問題となり、医療機器が搭載された救急車を簡易隔離スペースとして活用することとした。このメリットとして、①モニター管理や酸素投与等の医療処置が可能、②冷暖房による空調管理が可能、③既存の駐車スペースで対応可能といった点が挙げられる。また救命士の問診により適切なトリアージも可能となる。【結語】救命士が院内で可能な医療行為はまだ制限が多いが、当院での取り組みは既存の法令には抵触せず有効な活用法と考えられる。
