講演情報
[O4-06]院外心停止の対応においてCOVID-19対策としての特別なPPEの着用ルールはもはや必要ない
*鈴木 裕之1、永田 寿礼1、織田 兼知1、松井 昂介1、濱 義明1、大方 雄司1、水野 慶1、町田 崇1、阿部 幹也1、神保 智之1、江田 陽一1、牧 誉将1、川手 章史1 (1. 福岡徳洲会病院)
【背景】新型コロナ感染症(COVID-19)は弱毒化し感染症法上の5類に引き下げられたが、院外心停止の対応時に救急部門の職員がどの程度の個人防護具(PPE)を着用すれば良いのかについては統一した見解がない。福岡徳洲会病院では、2023年5月から5カ月間は、原則としてゴーグル・N95・手袋で院外心停止の対応を行った。また2023年10月から5カ月間はゴーグル・サージカルマスク・手袋とした。【目的】PPE着用基準を緩和した事が救急部門の運営に問題を起こしたかを調査する。【方法】2023年5月からの10カ月間で当院に搬入された院外心停止症例におけるCOVID-19検査の陽性率を調査。また救急部門で働く病院職員を対象にアンケート調査を実施。【結果】10カ月間で当院に搬送された院外心停止症例は216件。うち147件にCOVID-19の検査を行い、陽性は9件。期間中にCOVID-19を発症した職員のうち院外心停止の患者から感染したと思われる職員はおらず、救急部門の運営に問題は生じなかった。【結語】院外心停止の対応において、COVID-19対策としての特別なPPEの着用ルールはもはや必要ない。
