講演情報
[O45-01]新たな救急救命士対象心電図教育プログラムの有用性
*池田 優1、井山 慶大2、赤司 良平3、前川 賢一郎4、横山 誠5、本田 智治5、宮本 浩明5、朝長 さつき5、佐々 美波5、鈴木 綾佳2、馬場 健翔6、大石 康士朗1、谷 賢介1、花井 寿々子2、池田 聡司7、田﨑 修2 (1. 長崎みなとメディカルセンター 看護部、2. 長崎大学病院 高度救命救急センター、3. 長崎大学病院 循環器内科、4. 長崎市消防局、5. 長崎大学病院 看護部、6. 長崎みなとメディカルセンター 心臓血管内科、7. 長崎大学病院 脳卒中・心臓病等総合支援センター)
背景
急性冠症候群対応において、救急救命士による心電図診断のための教育やその診断能力の評価が重要であると提唱されている。
目的・方法
効果的な救急救命士対象の心電図教育プログラムを構築するため、これまで長崎県内の救急隊員を対象に心電図講習会を開催し、40名が受講した。内容は実技も含めた構成とした。本プログラムの主要評価項目を心電図検定3級程度の筆記試験20問の得点、およびアンケート調査での心電図に対する自信などの自己評価とし、講習会前後でpaired t testを行い講習会の効果を検討した。
結果
心電図テストの平均点は、受講後有意に上昇していた(64.8点 vs. 77.8点, p < 0.01)。アンケートでは受講前後で比較し有意に自信がつき、虚血領域の推定や選定先への正確な情報伝達に関しても有意に上昇していた(全てp < 0.01)。また全員が講習会内容を理解できたと回答し、内容も今後の活動に役立つと回答した。
結語
我々の作成した教育プログラムは、救急救命士の心電図能力向上に効果的であることが示された。今後は脳卒中・心臓病等総合支援センターや県と協力し、本プログラムを継続・発展できる体制を構築していく。
急性冠症候群対応において、救急救命士による心電図診断のための教育やその診断能力の評価が重要であると提唱されている。
目的・方法
効果的な救急救命士対象の心電図教育プログラムを構築するため、これまで長崎県内の救急隊員を対象に心電図講習会を開催し、40名が受講した。内容は実技も含めた構成とした。本プログラムの主要評価項目を心電図検定3級程度の筆記試験20問の得点、およびアンケート調査での心電図に対する自信などの自己評価とし、講習会前後でpaired t testを行い講習会の効果を検討した。
結果
心電図テストの平均点は、受講後有意に上昇していた(64.8点 vs. 77.8点, p < 0.01)。アンケートでは受講前後で比較し有意に自信がつき、虚血領域の推定や選定先への正確な情報伝達に関しても有意に上昇していた(全てp < 0.01)。また全員が講習会内容を理解できたと回答し、内容も今後の活動に役立つと回答した。
結語
我々の作成した教育プログラムは、救急救命士の心電図能力向上に効果的であることが示された。今後は脳卒中・心臓病等総合支援センターや県と協力し、本プログラムを継続・発展できる体制を構築していく。

