講演情報

[O45-02]救急救命士を対象とした呼吸音に関する教育効果の検証

*平岩 竜之介1、山内 豊明1 (1. 放送大学大学院文化科学研究科生活健康科学)
【目的】救急救命士を対象に呼吸音聴診スキルに関する研修を行ない、再教育効果を検証した。【方法】研修として、研修前後に聴診スキル調査、座学、シミュレータを用いた実技演習を行なった。呼吸音スキル調査結果から、研究協力者を2群に分け、介入群は6、12カ月後、対象群は12カ月後に同じ研修を行ない、研修前後の結果から群内、2群間比較を行なった。【結果】12カ月後研修前p<0.4726、研修後p<0.3140であった。また介入群6カ月後と対象群12カ月後の平均得点が近似しており比較を行なったところ、研修前p<1.0000、研修後p<0.7730であった。【考察】研修を繰り返し行ったことで効果測定の解答の方法に簡略化がみられたことで研修成果が得られなかった。聴きなれない呼吸音に関して、習得ができていなかった。【結論】本研究では、途中介入することによる研修効果は認めなかった。継続的な教育を行う必要はあり研修効果を維持するために、再研修までの期間を短くする必要考えられた。再教育までの時期が6カ月後以上の場合、 12カ月後に実施した場合でも同様の結果が得られた。