講演情報
[O45-04]救急隊員のがん患者救急対応時に関する研修の開発とアンケート調査
*遠山 笑里1、岸田 全人1、安齋 勝人2、加地 正人1 (1. 埼玉医科大学国際医療センター、2. 埼玉医科大学総合医療センター)
【背景】当院では卒後教育の一環として、がん患者救急対応時に関する研修の開発を行い2021年5月より開始した。2021年~2022年までの2年間で計5回実施しその後アンケート調査を行った。【目的】がん患者救急対応時に関する研修を行った結果、実際の現場でどのような影響を与えたかアンケートを用いて調査し検討する。【内容】研修終了から5か月~1年11か月経過した35名を対象に研修前後でがん患者救急対応時について変化があったか質問に自由回答を含めたアンケートを行った。「救急現場で緩和ケアに関連した対応が難しいと思うか」との質問に対し「思わない」「たまに思う」と回答した割合が研修前は16%、研修後は73%と大きく改善していた。また「研修は自分の成長に役立ったか」との質問に対しては「非常によく思う」「よく思う」の割合は86%と受講者に満足感を得てもらえる内容だった。【考察】アンケート結果から本研修は救急隊活動にとって有益であったことがわかった。今後は研修の受講条件の見直し等を行い、より救急隊員にとって有益な研修になるようにしていく必要がある。【まとめ】がん患者救急対応時に関する研修は有益であった。
