講演情報

[O46-02]救急救命士科の過程と今後

*村上 飛翔1、能登路 賀一1、松原 僚1、小俣 祥子1 (1. 医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院)
近年、病院で活躍する救急救命士が増加している。2021年10月に救急救命士法が改定され、さらに活躍する場面が多くなったが、病院救急救命士が行う業務は定まっていないのが現状である。宇治徳洲会病院の救急救命士は今年で採用20年を迎える。2004年、救急医療チームの一員として採用されたが、救急救命士としての業務は確立されていなかった。その後、病院内の様々な業務における他部署からのニーズに応え、2008年臨床工学救急管理室に所属の過程を得て、2020年救急救命士科として独立した。現在は17名在籍しており、24時間365日業務を行っている。業務内容は、一般・救急外来の診察・処置介助、内視鏡センターでの検査介助業務、病院間搬送業務、HotLine対応、グループ病院の応援業務、その他事務業務なども行っている。しかし、これだけ様々な部門で業務を行うには課題も多く、教育体制や情報共有等の確立が重要と考える。今後は、その課題を克服するとともにタスクシフトを考慮した更なる業務拡大を目指し、病院内救急救命士の更なる地位向上を確立していく。