講演情報

[O46-04]当院での病院救急救命士が行う救急車の応需率を上げる取り組み

*足助 和真1、清水 美砂子1、芳賀 佳之1、髙平 修二1 (1. 埼玉医科大学病院 救急科)
【背景】当院は798床の埼玉県西部地区に位置する2次救急を担う大学病院であり病院救急救命士が2名勤務している。救急部門の体制は、平日、日中は救急専門医が対応し休日夜間は内科系・外科系医師が、それぞれ対応している。当院では平日および土曜日の始業時、救急外来患者多職種カンファレンスを行い当直帯の患者の引継ぎと救急対応に対するフィードバックを行っている。【目的・方法】救急救命士の業務として、救急搬送応需率の向上を目的とし2022年4月から埼玉県救急医療情報システムを活用し不応需となった症例を救急外来患者多職種カンファレンスで提示した。そこで救急車の不応需理由が妥当か検討を行った。【結果】不応需提示を開始した2022年度の年間平均応需率は71.1%と前年度の74.1%に比べ数値としては大きな変化はなかった。【考察・結論】2022年度は2021年度に比べ救急要請件数が1000件以上増加したことにより、救急車不応需件数も増えた可能性がある。病院救急救命士という立場で応需率向上に貢献できるよう、今後もこの取り組みを継続・検討していく。