講演情報

[O46-05]当院救急救命士の業務の変遷と特色

*向井 亮裕1、田口 健蔵1、後小路 隆1、正岡 文哉1 (1. 社会医療法人陽明会 小波瀬病院)
当院では、2017年に救急救命士の採用を開始し、7年が経過した。2021年には救急救命士法が改正され、医療機関での医療行為が認められたことで活躍の場が広がり、救急救命士を取り巻く環境は変化を続けている。当院においても、採用当初から現在にかけて当院のニーズに合わせた形で救急救命士の業務に変化が生じている。主な業務は大きく3分類され、救急外来における処置介助や検査介助などの救急外来業務、転院搬送やドクターカー運行などの車両業務、患者受付や電話対応などの事務業務である。上記3分類すべての業務を同時に展開している医療機関はあまり多くないようであるが、当院では救急医療に関連する複数の部門に関与することで、幅広く救急患者対応に貢献することが可能となっている。プレホスピタルから入院までのさまざまな場面に対して流動的かつ機能的に動くことができるため、オールラウンダーのような存在となっていることが当院救急救命士の特色である。救急救命士の医療機関における業務のあり方について模索されているところであるが、当院の取り組みが院内救急救命士の役割確立の一助になればと考え紹介することとした。