講演情報

[O46-08]一自治体病院の救命救急センターにおける病院救急救命士の導入:経緯と現状

*山口 裕1、豊里 尚己1、西山 隆1、渡邊 翔太2、相川 なほ子2 (1. 沖縄県立中部病院、2. フィルタス株式会社)
【目的】病院救急救命士(以下、救命士)の必要性が高まっている中で、自治体病院への新規職種導入は様々な課題がある。実際の導入事例は少なく詳細は明らかでない。【方法】当院における導入経緯と現在の業務内容を記述する。【結果】2018年より救命士の必要性を様々な観点から継続的に管理者と共有した。2021年の法改正を受け、雇用環境整備のため、事務系専任者を選任した。病院事業管理部門との調整を開始したが、難航したため、外部委託による支援を受け実績構築を並行して行う方針とした。また、医師・看護師からのタスクシフトを主眼とし、初療部門の業務を整理、救急入電応需等、40項目強をリストアップした。2023年4月に新規職種として認可されたものの、応募は乏しく、実績の確立を行うため12月より派遣会社から3名の派遣を得て導入に到った。予め設定していたタスクシフトを短期間で行い、好評価を得て、2024年度は採用枠・待遇の拡大が見込まれている。【考察】導入には様々な内的・外的要因があった。初療部門の業務整理が、導入後の迅速なタスクシフトの実践、雇用拡大に繋がった。