講演情報

[O46-09]JMAT(日本医師会災害派遣医療チーム)活動における病院救命士の活用

*牛嶋 真1、前原 純也1、倉田 秀明2、山之内 千絵3、山澤 浩平3 (1. 社会医療法人 緑泉会 米盛病院 救急調整室、2. 社会医療法人 緑泉会 米盛病院 救急科、3. 社会医療法人 緑泉会 米盛病院 看護部)
【はじめに】米盛病院救急調整室に所属する救急救命士(以下病院救命士)が業務調整員として令和6年能登半島地震へ派遣された活動について報告する。【活動】J-SPEED+を用いた診療記録の記載や報告、資機材の手配やクロノロジー作成等のロジスティックス業務を行う。またラピッドアセスメントシートを用いた避難所のライフラインや公衆衛生の評価を実施した。さらに被災地の医療ニーズ過多から避難者等の発熱患者に対して前隊が発熱外来を開設したが派遣されたJM A T隊数により対応が困難と思われたため、その他の業務と両立するために運用方法を見直し病院救命士が問診・バイタル測定等の診療介助、受付・災害処方箋の手配等の業務を兼任した。【結果】病院救命士として患者への問診やバイタル測定、患者背景等をアセスメントし治療介入の必要性や起こり得る状態変化を予測することが必要とされた。また感染対策や医療安全の知識も必要とされ日常業務で培った知識を活用できた。【結語】病院救命士を災害現場に派遣することは院内での診療介助が活かせること、患者の状態によって救急救命処置を実施することができること、調整業務ができることから適材であった。