講演情報
[O5-03]死因究明機関が取り扱う情報を活用した自殺既遂者の精神科受診歴と自殺手段及び背景情報の関連性の検討
*村上 龍1,3、上久保 敦1,2、守岡 大吾1、黒木 尚長2,3 (1. 明治国際医療大学保健医療学部救急救命学ユニット、2. 大阪府監察医事務所、3. 千葉科学大学大学院危機管理学研究科)
【目的】本研究では死因究明機関が取り扱う文書に記録された自殺者の情報を活用し, 生前の精神科受診歴と, 自殺者の死亡に寄与した自殺手段等の関連を検討することを目的とした。本研究は科研費 JP22K21128の助成を受けたものである。
【方法】2017年に大阪府監察医事務所で取り扱われた自殺者569名分の匿名化情報を解析対象とした。主要評価項目を精神科受診歴の有無, 説明変数に性別, 年齢層, 独居・同居の種別, 職業種別, 生活保護の有無, 自殺手段を用いて多変量ロジスティック回帰分析を実施した。
【結果】欠損値を除外した341名を解析対象とした。 精神科受診歴の有無に有意な関連がみられた独立変数は, 女性(AOR, 3.10; 95%CI, 1.82-5.27), 無職に対して学生(AOR, 0.11; 95%CI, 0.03-0.50), 自殺未遂歴あり(AOR, 3.70; 95%CI, 1.95-7.05), 縊頸に対して飛び降り(AOR, 2.01; 95%CI, 1.10-3.65)であった。
【考察】縊頸に対して飛び降り自殺では精神科受診歴があることに関連していた。今後は具体的な診断名に焦点を当てて調査を進める予定である。
【方法】2017年に大阪府監察医事務所で取り扱われた自殺者569名分の匿名化情報を解析対象とした。主要評価項目を精神科受診歴の有無, 説明変数に性別, 年齢層, 独居・同居の種別, 職業種別, 生活保護の有無, 自殺手段を用いて多変量ロジスティック回帰分析を実施した。
【結果】欠損値を除外した341名を解析対象とした。 精神科受診歴の有無に有意な関連がみられた独立変数は, 女性(AOR, 3.10; 95%CI, 1.82-5.27), 無職に対して学生(AOR, 0.11; 95%CI, 0.03-0.50), 自殺未遂歴あり(AOR, 3.70; 95%CI, 1.95-7.05), 縊頸に対して飛び降り(AOR, 2.01; 95%CI, 1.10-3.65)であった。
【考察】縊頸に対して飛び降り自殺では精神科受診歴があることに関連していた。今後は具体的な診断名に焦点を当てて調査を進める予定である。
