講演情報
[O9-06]離島における避難所訓練について
*鈴木 紗知1、信岡 祐2、谷口 健太郎1 (1. 松阪中央総合病院、2. 独立行政法人国立病院機構 三重中央医療センター)
【背景】離島における医療、災害時対応については様々な課題がある。我が県も離島を抱える県として対応を考える必要がある。令和5年度県総合防災訓練において、離島を持つ自治体が被災市となり訓練を実施し、活動内容につき検証したため報告する。【訓練内容】大規模地震発災3日後、海路アクセスが可能となった離島地域の避難者状況把握のため離島診療所スタッフ、DMATが協働し避難所アセスメントを実施、問題点の抽出と対応を行う。【結果】島民が自助・共助で避難生活をしている中でのアセスメントにおいて、医療上の問題点抽出・対応は迅速に行えたが、公衆衛生・福祉分野においては十分な対応ができなかった。【考察】特に離島においては、診療所スタッフが島民の医療・生活情報を把握しているため協働したことにより迅速な医療介入に繋がった。ニーズを把握し必要な医療資源を投入することで島外搬送者を減らすことができると考える。【まとめ】離島診療所スタッフと協働することに加え、保健福祉の視点を持ち活動する重要性が明らかになった。今後、離島診療所スタッフとの連携の維持と、このような地域における継続した訓練を計画実施していきたい。
