講演情報
[PD11-01]初期診療
*齋藤 靖弘1,2 (1. 医療法人徳洲会 札幌東徳洲会病院 薬剤部、2. 医療法人徳洲会 札幌東徳洲会病院 医学研究所)
初期診療における薬剤師業務は、病棟薬剤師業務とは異なり、「普段当たり前に得られるはずの情報」が無いところから始まる。初期診療で医療者が最初にアクセスできる患者情報は救急隊から送られてくる搬送受入要請の内容だけである。普段、初期診療の場に携わる機会が少ない薬剤師にとっては、情報の少なさに「薬剤師として何ができるだろう…」と立ちすくむことは想像に難くない。しかし薬剤師は文字通り「薬のプロフェッショナル」であり、チーム医療の一員として診断や治療の場面で果たせる役割は少なくない。さらに初期診療はケア移行のスタート地点としても重要なポジションである。救急医療では搬入と同時に患者の最終的なGOALを考えることも重要であり、薬学的にはポリファーマシーの認識と対応もその一つである。本講演では、本シンポジウムのテーマである「一歩踏み込んだ提案の実践」をする上で、初期診療の流れから介入ポイントについて「攻めの姿勢」とともに解説していきたい。
