講演情報
[PD11-04]救急医療における薬剤師の薬学的介入のポイント〜一歩踏み込んだ提案の実践〜
4.体液管理
*山田 峻史1、磯部 太志1、中馬 正幸1、田﨑 嘉一1 (1. 旭川医科大学病院 薬剤部)
救急・集中治療における体液管理は、呼吸・循環動態の維持、改善のために必要な治療である。血行動態の正常化や安定化のために、薬剤師は体液管理に重要な輸液療法について習熟しておく必要がある。
輸液は、「水・電解質の補給」「栄養の補給」「血管の確保」「病態の治療」の目的で用いられる。救急・集中治療領域では、外傷に伴う出血や熱傷、敗血症等によって循環血漿量が減少した際に、血行動態を安定化させ、組織灌流を維持するために必要な治療である。
輸液は、患者の輸液必要性、輸液耐性、輸液反応性を評価しながら、適切に選択・投与し、刻々と変化する病態に合わせて輸液量を調節する。評価・観察すべきポイントは、輸液療法開始前後で分けられる。輸液療法開始前は、輸液必要性を判断するために組織灌流所見を確認し、輸液耐性を判断するために既往疾患や患者の身体所見を確認し、使用する輸液の種類や輸液量を検討する。輸液療法開始後は、輸液反応性があるか、輸液量は適切か、輸液速度は適切か、電解質の変動はどうかを確認し、経時的に過剰輸液となっていないかを確認する。輸液療法により血行動態が安定した際には輸液終了の時期や利尿薬による水分管理を評価していく。
輸液療法には、水分補給のための輸液、晶質液、膠質液が用いられる。輸液選択で薬剤師が確認すべきポイントには、輸液の種類、輸液の特性に応じた薬剤選択の適否、輸液製剤に含まれる電解質が挙げられる。輸液の種類・薬剤選択は、血管内に保持される水分量が異なるため、循環血漿量が不足する循環血漿量減少性ショックや血液分布異常性ショックでは、主に晶質液と膠質液が用いられる。大量の晶質液の投与により電解質変動が起きる可能性があるため、輸液製剤の電解質組成も把握しておく必要がある。
当日は、実際の症例を用いて、薬剤師が観察、介入すべきポイントについて概説したい。
輸液は、「水・電解質の補給」「栄養の補給」「血管の確保」「病態の治療」の目的で用いられる。救急・集中治療領域では、外傷に伴う出血や熱傷、敗血症等によって循環血漿量が減少した際に、血行動態を安定化させ、組織灌流を維持するために必要な治療である。
輸液は、患者の輸液必要性、輸液耐性、輸液反応性を評価しながら、適切に選択・投与し、刻々と変化する病態に合わせて輸液量を調節する。評価・観察すべきポイントは、輸液療法開始前後で分けられる。輸液療法開始前は、輸液必要性を判断するために組織灌流所見を確認し、輸液耐性を判断するために既往疾患や患者の身体所見を確認し、使用する輸液の種類や輸液量を検討する。輸液療法開始後は、輸液反応性があるか、輸液量は適切か、輸液速度は適切か、電解質の変動はどうかを確認し、経時的に過剰輸液となっていないかを確認する。輸液療法により血行動態が安定した際には輸液終了の時期や利尿薬による水分管理を評価していく。
輸液療法には、水分補給のための輸液、晶質液、膠質液が用いられる。輸液選択で薬剤師が確認すべきポイントには、輸液の種類、輸液の特性に応じた薬剤選択の適否、輸液製剤に含まれる電解質が挙げられる。輸液の種類・薬剤選択は、血管内に保持される水分量が異なるため、循環血漿量が不足する循環血漿量減少性ショックや血液分布異常性ショックでは、主に晶質液と膠質液が用いられる。大量の晶質液の投与により電解質変動が起きる可能性があるため、輸液製剤の電解質組成も把握しておく必要がある。
当日は、実際の症例を用いて、薬剤師が観察、介入すべきポイントについて概説したい。
