講演情報

[PD11-06]痛み・不穏/鎮静・せん妄・不動・睡眠障害の管理

*佐藤 智人1 (1. 広島大学病院 薬剤部)
救急集中治療領域では人工呼吸器管理を必要とする重症患者が多く、気管挿管チューブによる不快感を始め、敗血症、外傷、手術など様々な疼痛・不安・ストレスを感じている。2014年にPADISガイドラインが改訂され、各施設において実践されている。薬剤師としての役割として鎮痛薬、鎮静薬、せん妄治療薬を始め、それに伴う対処薬である下剤、睡眠導入剤、抗血栓薬などさまざまな薬剤の選択・適正量を評価する必要がある。また、リハビリテーションや夜間睡眠の妨げにならないよう、ルート管理を始め薬剤投与の複雑化を回避することも大切である。PSDIS管理は24時間体制で取り組む必要があり、また薬物療法のみで解決することはなく、多職種で関わる必要がある。PADIS管理は患者のQOLを担保するうえで必須であり医療従事者の責務でありマナーでもあり、さらにPICS予防にもつながる。今回は当院のPADISチームとそこでの薬剤師の関わりについて紹介する。