講演情報
[PD3-04]2次救急外来における専従薬剤師の取り組みと展望
*後藤 貴央1、立石 裕樹1、矢野 洋平1 (1. 福岡徳洲会病院)
救急外来では多様な疾患に対して数々の医薬品が使用されるため、薬剤師の積極的な関与が必要である。しかし、診療報酬や人員不足の問題から全国的に薬剤師の配置は進んでいない。福岡徳洲会病院(当院)は年間救急搬入台数が13,000台を超える2次救急医療機関であり、軽症から重症患者に幅広く対応している。2021年4月から当院救急外来に薬剤師を専従配置し、平日の日勤帯の救急搬入患者に対して入院適応を問わず早期に介入している。すなわち、急性中毒や血栓溶解療法が必要な症例に加え、全患者の入院前使用薬剤の確認、薬剤性疾患の情報提供、心肺停止患者への関与、医薬品管理など広範な業務に関与している。本シンポジウムでは、当院救急外来における薬剤師業務の構築と運用における課題を共有し、薬剤師を積極的に活用可能とするPBPM(Protocol Based Pharmacotherapy Management)の導入、および徳洲会グループ内の2次救急外来担当看護師に対する薬剤師業務の期待に関する調査結果などを踏まえ、救急外来における薬剤師の在り方について有益な議論を行いたい。
