講演情報
[PD3-07]二次救急医療機関、三次救急医療機関、それぞれの経験を持つ院内救命士の立場から
*浦井 健1、大西 光雄2 (1. 国立病院機構 大阪医療センター 管理課、2. 国立病院機構 大阪医療センター 救命救急センター)
令和3年に救急救命士法が改正され、救命士の活躍範囲が“病院前”だけでなく、救急医療機関の初療空間にまで広がった。すなわち病院の救命士が法的に救命士として救急初療空間において救命救急処置が可能となった。三次救命救急センターにおいては研修医教育等を行なっていることが多く、救命救急処置を救命士が行う場面はまだ多くないと思われる。一方で、救命救急センターに搬送された患者に対して、急性期治療をおこなったのちに地域医療機関等において継続治療を行うためのいわゆる“下り搬送”業務が重要な任務となっている。当医療機関においても、救命士を雇用して以来、医師同乗での“下り搬送”は非常に少なくなり“医師の働き方改革”に貢献していると考える。二次医療機関においては搬送患者が三次に比べて多く、相対的に人材不足となるため、心肺停止症例(CPA)など初療空間の重症患者対応において院内救命士が必要とされる場面は多い。
薬剤師との連携では、まず二次救急医療機関で勤務していた際の薬剤師との連携を紹介する。ドクターカー用の薬品の保管、払い出し、使用期限及び状態などを管理していただき、ドクターカー使用時に薬品を救急外来まで届けていただいた。期限が近づく前に薬品を院内使用に回すなどの配慮がなされた。また、CPA対応ではタイムキーパーや記録など、診療に加わり円滑な蘇生処置に貢献されていた。三次救急医療機関に勤務する現在は、救命士が2名のため主として“下り搬送”に従事している。この転院搬送の質を向上させるために薬剤師に期待することは、患者の服薬履歴や投与中の薬剤に関連する観察・注意事項等を搬送前に教えていただきたい。また、重症の薬剤過量服用等の受け入れにおいて薬剤の情報収集、薬剤師への報告のポイントに関しても指導を受けておきたいと考える。このような連携から更なる良い連携が生まれることを期待する。
薬剤師との連携では、まず二次救急医療機関で勤務していた際の薬剤師との連携を紹介する。ドクターカー用の薬品の保管、払い出し、使用期限及び状態などを管理していただき、ドクターカー使用時に薬品を救急外来まで届けていただいた。期限が近づく前に薬品を院内使用に回すなどの配慮がなされた。また、CPA対応ではタイムキーパーや記録など、診療に加わり円滑な蘇生処置に貢献されていた。三次救急医療機関に勤務する現在は、救命士が2名のため主として“下り搬送”に従事している。この転院搬送の質を向上させるために薬剤師に期待することは、患者の服薬履歴や投与中の薬剤に関連する観察・注意事項等を搬送前に教えていただきたい。また、重症の薬剤過量服用等の受け入れにおいて薬剤の情報収集、薬剤師への報告のポイントに関しても指導を受けておきたいと考える。このような連携から更なる良い連携が生まれることを期待する。
