講演情報

[SY10-03]医療機関に所属する救急救命士の特定行為認定に向けた実技確認試験(動画評価)の実施状況と課題

*一柳 保1,2、田邉 晴山1,3、喜熨斗 智也1,4、沼田 浩人1,5、北原 学1,6、落合 秀信1,7、田中 秀治1,4 (1. 日本臨床救急医学会 医療機関に所属する救急救命士に関する検討委員会、2. 高野町消防本部、3. 救急救命東京研修所、4. 国士舘大学大学院 救急システム研究科、5. 日本医科大学多摩永山病院、6. 国立国際医療研究センター病院、7. 宮崎大学医学部病態解析医学講座 救急・災害医学分野)
医療機関に所属する救急救命士に関する検討委員会(以下、委員会)は、医療機関に勤務する救急救命士(以下、病院救命士)の特定行為認定に向けた実技確認試験の方法として、申請者と評価者双方にとって柔軟性の高いオンライン評価方式を検討してきた。具体的には、①申請者が”静脈路確保”から“ブドウ糖投与”を行って“血糖値の再測定”までを行っている動画ファイルを用意する。②専用フォームから動画ファイルを添えて委員会にネット上で申請する。③事務局が受け取った動画を1~2名の評価者が審査する。④評価の質を担保するため無作為抽出した一定数の申請については上席評価者が再審査を行う、というプロセスである。この方式の導入により、従来の対面試験に比べ、時間的・地理的制約が大幅に緩和される。一方で動画評価には新たな課題も存在し、その対応策と今後の展望などについて報告する。