講演情報

[SY11-02]三重大学病院ハイブリッドワークステーションがもたらすタスクシフトの効果について

*富田 泰成1,2、西田 勝太1,3、松尾 明晃1,4、鈴木 圭1 (1. 三重大学医学部附属病院 救命救急・総合集中治療センター、2. 鈴鹿医療科学大学、3. 名張市消防本部、4. 伊賀市消防本部)
【はじめに】三重大学医学部附属病院救命救急・総合集中治療センターでは、周辺市町を管轄する6消防本部と協定を結び三重大学病院ハイブリッドワークステーションを稼働させた。これは救急救命士教育と救急医のタスクシフトをハイブリッド式に行うプログラムであり、令和3年10月に改訂された救急救命士法に基づき救急外来における業務研修を主に活動を行っている。【経緯と経過】三重県では高齢化や新たな感染症などの救急医療に係る諸課題の解決が急務となっている。また、救急専門医が少ないという特徴もある。そこで「少ない医療資源を最大限有効活用できるシステム」を構築することが必要となり、当院と6消防本部の連携によるハイブリッドワークステーションが誕生した。【結語】ハイブリッドワークステーションは、当該地域の救急医療の好循環化を目指している。この好循環化は適切な患者が適切な病院へ搬送されることであり、その効果として救急医の働き方改革にも繋がると考える。今回は3次救急における救急外来でのタスクシフトと、2次救急医療に対する地域救急医療支援型ドクターカーによるタスクシフトの効果をそれぞれ検討した。