講演情報
[SY13-基調講演]PEMECの普及活動-病院前において体系的アプローチを浸透させることを目指した取り組み-
*高松 純平1、朝日 美穂1、安心院 康彦1、角谷 直人1、喜多村泰輔 喜多村泰輔1、佐藤 哲哉1、佐藤 友子1、佐藤 格夫1、沢本 圭悟1、世良 俊樹1、中尾彰太 中尾彰太1、中村光伸 中村光伸1、畑田 剛1、福岡 範恭1、藤田 基 藤田 基1、南 啓介1 (1. 日本臨床救急医学会PEMEC企画運営小委員会)
日本臨床救急医学会では、近年、救急救命士による病院前救護活動の標準化のために様々な取り組みを行ってきた。2000年以降、病院前救護活動の標準化と言えば外傷に対するJPTECであったが、2010年にはPSLS、PCECを世に送り出し、疾病においてもその重要性を示すことができた。その流れで脳卒中や意識障害以外の疾病全体に対しても病院前救護活動の標準化を目指したアルゴリズムを構築しようと模索したが難航した。そのような紆余曲折を経て、PEMECは2017年に世に送り出された。先行したPSLS、PCECのアルゴリズムを踏襲し、これまでの学習者にも混乱がないように考案され少しずつではあったが確実に病院前救護活動に携わる人々の間に浸透していった。コロナ禍を乗り越え、ガイドブックもPEMEC2023と刷新され、さらに学習者に受け入れられるようにケースシナリオを各症候にロード&ゴーと非ロード&ゴーの2パターン作成し、用語の整理なども行った。PEMECの地域での普及方法は様々であるが、最終的に目指すところは地域のMCの中で、PEMECが疾病に対するプロトコルの基礎を担い、傷病者の救命に寄与することにある。
