講演情報

[SY13-04]PEMEC開催におけるメディカルコントロールの関与の重要性と展望

*中村 光伸1、川田 広明2、大河原 由記2、宮本 守3、小橋 大輔1 (1. 前橋赤十字病院 高度救命救急センター 集中治療科・救急科、2. 前橋赤十字病院 地域のためのメディカルシミュレーション支援室、3. 高崎市等広域消防局)
群馬県では,PEMECコースを2019年2月から2024年3月までに計10回開催し,プロバイダーは150人(医師8人,看護師5人,消防関係者137人),そのうちインストラクター相当以上の資格者については87人(医師8人,消防関係者79人)を育成した.また,群馬県救急医療体制検討協議会では,指導救命士の更新要件に,「JPTEC,ICLS,MCLS,PSLSの資格を保持しかつそのいずれかでインストラクター相当以上の資格を保持しているもの」としている.2024年3月の同協議会において,2026年4月1日から上記の資格にPEMECを追加することが承認された.救急隊員による病院前救護における疾病の観察・処置の標準化を目的としたPEMECはメディカルコントロールに関与させることが必須であると考えている.さらに,今後は,救急隊員によるPEMECに基づいた活動を,医療機関側に理解を広げること,および県内の地域メディカルコントロールでの開催と救急活動の検証内容へ反映させることを展望としている.