講演情報

[SY19-03]プロサッカーの試合における選手救護対応の検討

*小倉 勝弘1、天野 智仁1、齋藤 達1,2、宇田川 美南1、星 光長1、三橋 正典1,2、藤本 賢司1、原田 諭1、成川 憲司1、中澤 真弓1,2、鈴木 健介1,2、小川 理郎1,2 (1. 日本体育大学 保健医療学部 救急医療学科、2. 日本体育大学大学院 保健医療学研究科)
<背景>2022年5月、本学科は一般社団法人F・マリノススポーツクラブと連携協定を締結し、「#命つなぐアクション」として試合会場における観客を対象とした救護活動と心肺蘇生法を中心とした教育活動を開始した。救護活動は、独自にMC体制を整備し活動してきたが、2023年からは国際試合における選手にも対象が拡大したため、レギュレーションに則った救護体制を追加整備し、活動している。<目的>観客と選手を対象とした救護体制を実証検証した。<方法>2022年5月から2023年3月までの合計37試合を対象に検証した。<結果>救護対応は延べ155件、国際試合では1件の選手搬送例を経験した。搬送例はチームドクターと連携した活動により、重症例に至ることなく活動を終えている。<考察>競技中の選手に有事が発生した際のチームドクターや医療機関との連携方法、救急活動記録の評価や医療行為に関する検証、質の向上のための医学的評価など、選手に特化した体制の検討が必要と考えた。<結語>安全・安心な競技運営に本学科は貢献している。スタジアムに来られる全ての人々に対する万全な救護体制を今後も維持してゆきたい。